学調まで、あと1週間ほどになりました。
学調は、静岡県内の公立中学校で一斉に実施される実力テストです。中学3年生は9月上旬と12月上旬、中学1年生・2年生は1月上旬に行われます。その時までに学習した内容がほぼ全て試験範囲になり、公立高校の入試問題の傾向に合わせてあることから、特に中学3年生は、重要な試験と位置づけられています。高校入試の、公式な模擬試験と考えると良いかもしれません。
塾では、この夏休み期間中、学調対策を行っていました。学調は、記述式問題が出題されるのが特徴で、定期試験とは、少し問題の傾向が異なります。そのため、戸惑う生徒も多く見られます。とはいえ、問題の傾向は、毎年、大きくは変わらないため、過去問に触れておけば、問題慣れをすることができます。過去問や模擬問題は、書店でも購入できますので、手に入れてみましょう。
学調が終わると、次の定期テストに向けた対策が始まります。高校入試当日まで、気を抜けません。
小澤典生
エール学院の学院長です。函南町で生まれ、地元の中学校、私立高校に在籍しました。高校卒業後、関西外国語大学に進学しますが、2年後に退学。英語を話せるようになりたい!と思い、渡米を決意しました。私は、帰国子女でもありませんし、特別な英語教育を受けたわけでもありません。予想どおり(?)、言葉の壁に苦しみながら、4年後には州立アイダホ大学を卒業。帰国後、かねてからの夢だった、塾講師の仕事に就きました。現在では、学院長業務に加え、不登校生支援、高校のキャリア教育支援なども行っています。