静岡県東部で中学受験をする生徒は、3%弱です。静岡県は、全国的に見ても公立志向が強い地域ですが、その中でも、県東部は、中学受験率が極端に低いと言えるでしょう。そのため、中学受験についての情報を集めるのが難しく、小学校や塾の先生の中にも間違った情報を、保護者・生徒に伝えてしまうケースがあります。間違いやすい情報の一つが、中学入試問題の難易度です。

「教科書さえ勉強しておけば、大丈夫」と塾の先生から言われたけれど、過去問を解いたら難しすぎて、全く解けない・・・という相談が、10月頃になると多くなります。当たり前です。中学受験には、算数の「特殊算」に代表される、小学校では扱わない単元が出題されます。また、小学校の授業で学習する単元でも、教科書レベルを超えた応用問題が出題されることがあります。残念ながら、学校の教科書だけでは太刀打ちできません。だからこそ、書店に行くと、小学生一般用の教材とは別に、中学受験用の教材が売られているわけです。

中学受験をするためには、何らかの対策が必要です。独学でというのは難しく、塾なり、家庭教師なり、親なり、親戚なり、誰かから教わるのが効率的です。お金を払って頼むとしたら、中学受験指導の経験がある講師にお願いすると良いでしょう。

個別指導塾のエール学院
学院長 小澤典生