個別指導塾「エール学院」の小澤です。
1ヶ月ほど前に、大学の就職率が発表になりました。
国公立大学が96.7%、私立大学が93.7%です。
これは、平成22年以降では最高の数字です。
また、文理別の就職率は、文系が94%、理系が96.4%です。
理系の強さが出てはいますが、文系の就職率も回復しており、それほどの差は見られなくなりました。
大学受験の志望動向は、景気に左右されると言われます。
景気が悪くなると、就職に強い理系の人気が高くなり、特に就職に結びつく医療系に受験者が集中します。
また、リスクを避ける傾向が出て、ワンランク下の大学を目指す生徒が多く、首都圏よりも地方の大学に人気が集まります。
今年は、果たしてどうなるのでしょうか?
やはり、看護、医療、薬など、資格が取れる分野は、依然として人気が出そうな気配です。
また、昨年度は、景気が回復基調にあるせいか、文系志願者の増加が見られました。
今年も、就職率が堅調に推移していますので、文系志願者が極端に減ることは無いと思います。
さて、大学は、少し前からインターネット出願を取り入れる大学が出ています。
今年度も、新たにネット出願を導入する大学があるようです。
募集要項などで、受験する大学の出願方法を確認してみましょう。