高校生が入塾の相談に来ると、大学受験の対策をするのか、学校の授業(定期テスト)の対策するのか、という話題になることがあります
高校1年生は、原則として、学校の授業の対策をすると良いでしょう。塾で、学校の授業を無視して、大学受験のことを考えることもできます。しかし、そうすると、塾の授業と学校の授業とで、それぞれバラバラに理解し、暗記し、復習しなければなりません。一方で、塾と学校の授業が同じならば、復習を一本化できますし、同じ時授業を2回聞くことになるので、理解も暗記もしやすくなります。例外は、学校のレベルと比べ、偏差値が高い大学を目指すケースです。高校の授業では不十分のため、最初から、大学受験に特化した授業を受けた方が、効率が良いでしょう。
高校2年生の後半頃から、大学受験を意識した授業に切り替えていくと良いでしょう。学校は集団授業のため、生徒一人ひとりの学力や志望校に合わせることは、不可能です。従って、大学受験を意識するようになると、自分自身の学力や志望校に合わせて、学校とは、ある程度切り離した勉強が必要になります。この時期が、高校2年生の後半(秋)頃からで、塾でも大学受験を意識した勉強になるわけです。もちろん、切り替えの時期は、学力、志望校、科目、学校の授業の内容により異なります。塾に通っている生徒は、担当講師やアドバイザーと相談してみると良いでしょう。当塾では、担当講師が考えながら、授業を進めています。
高校生のカリキュラムは、理想像のようなものはありますが、生徒によりかなりの調整が必要です。気になることがあれば、通っている塾の担当者(当塾なら担当講師)に相談してみると良いでしょう。
プロ講師による個別指導塾《エール学院》
学院長 小澤典生