当塾は、御殿場、裾野、三島、函南、伊豆の国に6つの校舎があります。保護者の方から多い質問の一つに、「中学受験(高校受験、大学受験)に強い校舎はありますか?」というのがあります。もちろん、受験だけではなく、「基礎強化に強い校舎は?」「人気の先生がいる校舎は?」といったものもあります。

結論から言えば、当塾では、校舎により、授業の違いを極力出さないようにしています。そもそも、当塾では、毎日、同じ校舎で授業をする先生と、違う校舎で授業をする先生に分かれます。同じ校舎で授業をするのは、教室長や主任講師が中心で、他の多くの講師は、曜日ごとに校舎をローテーションしています。これにより、校舎間で、授業の質や内容にバラツキが出るのをおさえています。

校舎をローテーションするのには、もう一つの意味があります。立地的な理由で、校舎により、在塾生に差が出てしまいます。例えば、高校や乗換駅に近い校舎は、高校生の在塾が多くなります。校舎を固定してしまうと、先生たちの指導経験が偏ってしまい、高校生が多いA校舎に中学生が入塾した場合、講師が持つ情報や経験が少ないなんてことも起こり得ます。どの生徒にも最高の授業をするのがプロ講師の義務ですので、これは避けたいところです。先生が、満遍なく経験を積み、授業の質を向上させる観点から見ても、校舎をローテーションするのは良いことです。

もちろん、毎回の授業で、担当する先生がコロコロ変わることはありません。曜日ごとに校舎をローテーションしますので、同じ曜日で授業を受けている限り、同じ先生が担当します。

ということで、「校舎による違いは?」と質問されれば、授業の違いはありません、と答えることになります。

プロ講師による個別指導塾《エール学院》
学院長 小澤典生