エール学院の小澤です。
春休みに入り、学校の授業がストップしています。
こういった時期に、どの様な授業をやるのかで、講師の力量が見えてくることがあります。
私の生徒(英語)で言えば、とある高校1年生(新2年生)には、英作文の強化をしています。
この生徒は2学期の期末テストが終わった頃に入塾し、先日、入塾後初のテストである学年末テストが返却されました。
点数自体は20点ほど伸びたのですが、答案分析で、英作文でおしい間違いを繰り返していることが分かりました。
英作文のコツさえ分かってしまえば、得点源になると確信し、春休み中は英作文に集中することにしました。
もう一人、中学1年生(新2年生)の生徒は、2年生の先取り学習をしています。
入塾後、定期テストの点数が、9点→15点→19点(50点満点)と推移しています。
平均点が21点~23点程度ですので、もう少しで平均点に手が届く生徒です。
春休み中に総復習をするか迷いどころですが、新学年の範囲を先に学習して、少しでも多くの問題に触れて貰った方が、英語の理解度も点数も伸びると判断しました。
何かテキストがあったとき、テキスト通りに進めているのでは、個別指導と呼べません。
その生徒に合ったカリキュラムを考え、それを実践してこそ、初めて個別指導と名乗ることが出来ます。
講師が、生徒のことを熟知し、成績の伸ばし方を熟知し、そして各科目を熟知して、ようやく的確なカリキュラムを考えることが出来ます。
現在、個別指導塾に通っているお子様がいたら、是非、教材をチェックしてみて下さい。
最初のページから、そのままやっているだけなら、講師の力不足の可能性も有りますよ(もちろん、その方が良いと判断した可能性も有りますが…)。