プロ講師による個別指導塾「エール学院」の小澤です。
「看護系大学に進学するためには、文系に行くべきか、理系に行くべきか?」
秋になると、高校1年生の文理選択が行われます(高校により、時期は異なります)。
そこで必ず聞かれるのが、看護系大学の進学は文系なのか理系なのか・・・ということ。
結論から言えば、受験自体はどちらでも可能です。
ただし、理系の方が選択肢が広がります。
例えば、順天堂大学保健看護学部(三島キャンパス)の入試科目は、国語と英語が必須で、数学(IA/II)と理科(化基・化又は生基・生)から1科目を選択します。
理科のうち、化学や生物は理系科目になりますので、文系では対応できません。
しかし、数学は文系でも学習します。
よって、順天堂大学保健看護学部は文系でも問題なく受験できます。
別の大学を見てみます。
昭和大学看護学科は、数学IA、英語、理科(物基・物、生基・生、化基・化から1)が入試科目です。
物・生・化は理系科目ですので、文系選択者は学習しません。
よって、文系の受験は不可能です(正確には、受験することは出来ますが、かなり不利になります)。
つまり、看護系大学は、理系科目での受験が必須になることがあります。
一方で、文系科目のみで受験できる大学もあります。
こういう意味で、文系選択者は選択肢が限られますが、受験が不可能になることはありません。
文理選択の参考にして下さい。