エール学院の小澤です。
年に何回か、高校に呼ばれて進学講演の講師を務めることがあります。
1年生や2年生が対象だと、大学受験のシステムよりも、心構えのようなものを中心に話します。
そこで必ず話すのが、静岡県東部と全国の、受験に向けた意識の違いです。
以前、とある受験情報雑誌に、アンケート結果が掲載されていました。
それによると、大学合格者の約7割が、高校2年生の秋頃には受験勉強を始めたそうです。
当塾には、東京・横浜の進学校に通学する生徒も在籍していますが、確かに、彼らは2年生の秋頃には大学受験に意識が向いています。
それでは、静岡県東部の進学校はどうだろう…?と考えると、早くても3年生の4月頃にならないと、大学受験に意識が向きません(もちろん、中には2年生の秋頃に大学受験を考え始める生徒もいます)。
静岡県東部の受験生と全国の受験生では、受験勉強を始める時期が、少なくとも半年は差があることになります。
1日に10語、英単語を覚えているとしたら、半年で1,800語も差が付けられることになります。
1日50問の問題を解いていたら、9,000問です。
さて、高校2年生の皆さんは、受験勉強を始めていますか?
大学受験は、高校受験とは違い、全国が舞台になります。
こうしている間にも、どんどん差が付けられてしまいますよ。