昨日、ある県立高校で、保護者の方を対象にした講演会を行いました。
PTA総会の後に行われたのですが、40名近い方に集まって頂きました。
対象が保護者の方ですので、勉強に関することよりも、大学受験のシステムや保護者としての心構えなどを、実際の生徒の体験談を交えてお話ししました。
その中でも勉強に関してほんの数分だけ話をしたのですが、強調したのが「基礎」の大切さ。
難関大学志望者には特に多いのですが、焦りを感じて「難しいことをやろう」と思う人がいます。
厳密に言えば生徒によっても違いますが、一般的にはこの勉強方法は失敗する可能性が高いです。
理由は簡単で、基礎は今しかできないから。
秋に基礎が不完全だと分かっても、もう手遅れです。
逆に、応用であれば、秋に勉強しても全く問題ありません。
つまり、今しかやれないことを、今やろう…と言う事ですね。
この他、大学受験の失敗例もたくさん話しました。
余り縁起の良い話ではありませんが、失敗から学ぶ事は大きいはず。
同じ失敗を繰り返さないために、過去の失敗を参考にするのは良いことです。
来週には、別の県立高校で、一般入試に関する講演会があります。
6月に入ると、私立高校で3回の進路対策授業を行います。
今度は生徒が対象ですので、より実践的な内容にしようかと考え中です。