2021年度の大学入試(現高校2年生)から、大学入試の英語において、英検やTOEFL等の外部検定試験が活用されることが発表されています。但し、活用方法については、大学ごとに異なります。
静岡大学、静岡県立大学は、「加点方式」を採用しています。CEFRという指標を使い、各外部試験の結果をレベル別に6段階に分類し、それぞれの段階に応じた点数を、英語の点数に加算するというものです。外部試験を受験しない場合は、加点はされませんが、出願は出来る見込みです。
一方で、横浜国立大学は、外部検定試験の受験を必須にしています。学部にもよりますが、CEFRのA1かA2を出願条件に定めています。さらに、教育学部と都市科学部の一部学科では、加算制度も同時に設けています。ちなみに、A1やA2は、英検でいうと3級~準2級のレベルなので、それほど高くはありません(もちろん、大学独自の英語試験は実施されますので、英語が「易化」するということではありません)。
外部試験の活用方法は、各大学の公式ホームページで、順次公表されています。受験する可能性がある大学については、必ず調べるようにしましょう。
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学院長 小澤典生