プロ講師による個別指導塾《エール学院》の小澤です。
英語には、「読む、話す、聞く、書く」の4技能が必要と言われています。
高校入試でも大学入試でも、「読む、聞く、書く」の3技能を問う問題は出題されているのですが、「話す」については会話問題などで代用されていました。
大学受験、特にセンター試験が、見直されつつあるのは、ご存じの通りです。
ここで言われているのが、英検などの民間試験を活用しようと言うことです。
英検は、二次試験で、「話す」技能を審査しています。
また、「書く」技能についても、センター試験は並び替え問題ですが、英検はエッセイ(小論文)形式で出題されており、より的確に英作文能力を判断できるでしょう。
ただ、「書く」「話す」の2技能の本質は、「考える」力でもあります。
英検対策をしていると、トップ高の生徒でも、2級や準1級のエッセイ問題に苦戦することがあります。
英語力は問題ないのですが、話を膨らませることが出来ないのです。
このような生徒は、面接試験で、自分の意見を述べる問題にも戸惑うことになります。
ここで必要なのが、考える力です。
最近、考える力が不十分な生徒が増えてきているように思います。
このままだと、英検が取り入れられたときに問題になるのは、英語力では無く、考える力になるでしょう。
当塾は、「考える力を養う」を、授業方針の一つに掲げています。
考える力は、社会に出てからも役立ちます。
なるべく早い段階で、思考力を養う練習をしていきましょう。